私は今まで、肌荒れ、イライラ、食欲過多など、毎月の月経周期によっていろいろなトラブルに見舞われてきました。
それらは、女性ホルモンの分泌サイクルと密接に関係しているのだろうし、最近広く知られるようになった月経前症候群のように、女性なら多かれ少なかれ、誰にでも出る症状で、ごく自然な生理現象のようなものだと思っていました。
なので、更年期に入ったであろう私が抱えている体調不良の原因も、女性ホルモンによるものだと思っていました。ところが、AACクリニックでおこなったアンチエイジングドックの結果を元に院長先生からうかがった話は、女性ホルモンより男性ホルモンについてでした。
「男性ホルモンが低いですね。これをアップしていきましょう」
(えっ、女性ホルモンじゃなくて、男性ホルモンが低いの?)
「男性ホルモンは分かりやすく言うと、好奇心や活動力の源です。これが不足すると、なんとなくやる気が出ない、積極的になれない、そういう現象が出ます。サハラさんの場合、年齢相当の男性ホルモン量がありますが、お仕事をなさっていますので、男性ホルモンの数値をもう少しアップしたほうがいいと思います」
今の状態でも問題はないものの、仕事で多忙な日々を送らざるを得ない私の状況を考えると、体調を整え、今以上の活力を得るには、男性ホルモンのアップは必要とのこと。
また、私の場合、DHEAの数値が641と低いのも気になるとのことでした。
DHEAとは、「ホルモンの母」とも呼ばれ、生まれたときから副腎や生殖腺でたくさん作られ、テストステロン(男性ホルモン)及びエストロゲン(女性ホルモン)に変化します。
20代から30代の間に最大になり、それから徐々に減少し、70歳代では体内を循環するDHEAの濃度はピーク時の成人の持つ値の通常20%程度にまで低下し、85歳までに95%も低下します。DHEAが減少するにつれ、女性ホルモンと男性ホルモンが必要な組織に含まれる、ホルモンの量も減ります。老化にも大きな影響を与えていると考えられ、アンチエイジング的には注目すべき存在とのことです。
AACクリニックでは、アンチエイジングドックの検査結果により、オリジナルのベースサプリメントの他、高濃度成分を配合した50種にも及ぶサプリメントから、その人にとって必要な成分配合をしたドクターズサプリメントを処方するのですが、私には3種類のサプリメントが処方されました。

1.MultiLibera(マルチリベラ)
高濃度のマルチビタミン・ミネラルに28種類のフルーツ・野菜・ハーブの抽出物を加えバランスよく栄養素を組み合わせたベースサプリメントです。含有成分が、それぞれ1日量として配合されているので、これさえ飲んでいれば必要な栄養素のほとんどすべてが補えます。
2. DHEA(ディーエッチイーエー)
DHEA(ディーエッチイーエー)は男性ホルモンや女性ホルモンなどに分化する「ホルモンの母」と呼ばれる副腎ホルモンです。ストレスや病気によって機能が悪化した副腎を補助し、DHEAホルモンの分泌を助けるのに役に立ちます。
3. DMSA(ディーエムエスエー)
水銀などの重金属を排泄するキレート剤です。キレーション点滴でも重金属は排泄できますが、このサプリメントはDMSAの経口剤なので簡便に体内に蓄積された重金属を排泄することができます。(このサプリメントはキレーション用、詳しくは後述)
AACクリニックでの治療は、患者一人ひとりの診断結果に応じて治療内容を変えるオーダーメイドのようなものです。検査結果が出ると、その内容を説明してもらいながら約1時間のカウンセリングがなされます。
過去の長患いの経験から、私が受けたい医療とは、ホームドクター的存在の医師とリレーションシップを持ち、その時々に応じた対応をしてもらえることを望んでいます。
同じ病気にかかっていても、それぞれが抱えている生活背景はそれぞれに固有です。自分の生活背景までを把握しているドクターを持てることは、病気対策のみならず、将来の健康を担保するものだと思います。
AACクリニックは、私にとってのホームドクターとして、病気治療ではない、前向きでポジティブな医療を施してくれそうです。
