最近なにかと話題のイソフラボン。
イソフラボンは、大豆の胚芽に多く含まれる新栄養素です。
この成分は、女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た作用を持っているため、
更年期に低下する女性ホルモンの作用を補い、
更年期障害の軽減につながる作用が期待されています。
エストロゲンは様々な働きをするホルモンで、女性器官の成熟や生理をもたらし、
女性特有のしなやかな身体や美しい肌を保つ働きを持っています。
しかし更年期に入ると、女性ホルモンが不足がちになり、その結果、骨を壊す作用のある破骨細胞が異常に働き、必要以上に骨を壊すケースも多く見られます。閉経後の女性に見られる骨粗鬆症は、女性ホルモン不足のために起こる現象と言われています。
イソフラボンには分子量が大きく糖が付いている「グリコシド型」と、
分子量が小さく糖が外れている「アグリコン型」の2種類があります。
「グリコシド型」は、腸内細菌の力で糖を外さないと吸収できないため、
吸収力に個人差が大きいと言われています。
また、「アグリコン型」はそのままで吸収出来るだけでなく、
その吸収率も高いと言われています。
上記の理由から、イソフラボンをサプリメントで摂取する場合、
「アグリコン型」を選ぶことをおすすめします。
一方、食品で「アグリコン型」のイソフラボンを含む代表的存在は「味噌」です。
「味噌」は発酵の段階で、麹によって糖が外されているのです。
過剰な塩分摂取にならぬよう、上手に「味噌」を食生活に取り入れたいものです。
イソフラボンの主な働きは、以下の通りです。
(1)更年期障害の緩和
(2)骨粗鬆症の予防
(3)動脈硬化の予防
(4)ガンの予防
(5)美容効果(お肌の保湿、豊胸、生理不順の緩和など)
(6)抗酸化作用
イソフラボンは必要以上に摂取した分は体外に排出されるたる過剰症の心配はありませんが、
食品ごとの一日の摂取目安としては下記程度が適量とされています。
豆腐150g(半丁)
きな粉なら20g(大さじ2弱)
納豆なら60g(1パック)
