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父の一周忌。: いつかきっとドットコム

父の一周忌。

2015年03月02日

3月1日は父の祥月命日でした。
写真はその1週間前の
2月21日に営まれた法要の時のもの。




法事って、
久しぶりに会う親類や友人が多いので、
故人を偲ぶというより互いの近況報告に
花が咲いてしまうことも多く・・・。

この日の父の一周忌も、
献杯の直後こそ「去年の今ごろは」と
入院先でのアレコレなどが
話題に出たのもつかの間・・・。

転職したばかりの姪が話す
東京面白おかしなOL事情や、
5月に行われる甥の結婚披露宴で
ねぇねぇ、みんななに着るの?
「そりゃあ黒留袖でしょ」とか。

とかとかとか。

そういう明るい話題ばかりでもいいけれど、
やっぱり今日はお父さんの一周忌だから。
みんなでひと言ずつ、お父さんの思い出を
スピーチし合おうということになり。
じゃあYにいちゃんから時計回りでね、
ってことに。




・結婚式は間に合わなかったけど、
ふたりで結婚報告に行ったときに大喜びしてくれた。
(初孫の結婚報告はそれはそれは嬉しかっただろうな)


・小学校のころ下校時間を見計らって
よく学校まで車で迎えに来てくれた。
偶然をよそおってたけど
子ども心にも偶然じゃないって知ってた。
(私たちには厳しかったけど、孫には甘かったんだね。
学区内で一番遠い距離を歩いての通学だったもんね)


・僕が生まれた時に、
病院に何度も顔を見に来てくれたこと。
(本人は覚えているはずもないけれど、
父にとっては5番目の孫の誕生時は
姉が妊娠中毒症に罹るなど
いろいろ大変な出産だったこともあり、
10日間の入院中毎日、時には午前午後と
孫の顔を見に病院に通ったのだとか)


・長男がお腹にいた時、誰にも言うなよと
1万円お小遣いをくれたこと。
これでうまいものでも食べたらいいべ、と。
(へー、お父さんかっこいい~)


・タコの唐揚げなんか硬くて食えねぇよ。
なーんて言ってたのに、
活きダコの唐揚げは硬くないので
ひと口食べたたらおいしくて、
ぱくぱく全部食べちゃったこと。
(夫は今でもタコの唐揚げを作ると
この時のことを楽しそうに話す)


・なんだか未だにいないことが実感なくて。
(うん、わたしも実感ないなぁ)


・えーと、ぐっ。スミマセン・・・。
(濃い思い出を持つ義兄は
こみ上げて来るものがあったらしく
なにも言えなくなっちゃった)


・まだ元気におしゃべりが続いていた1月のころ、
わたしの手帳に「和を以て貴しとなす」って書いて
これが俺が生きてきた中で、
いちばんみんなに伝えたいことだ、って言ってたよ。
4人姉妹があまり仲良くないって知ってたのかな(笑)。
本人は喧嘩っ早かったのにね~。
(父は残された余命を知ってか知らずか、
機会があったらみんなに伝えよ、そう言っていた)




わたしには知らないエピソードも多くあって、
それぞれの中にそれぞれのお父さん、
もしくおじいちゃん、もしくは兄さんがいて
聞いていてとても嬉しかった。


散会のおり、親戚のY兄ちゃんが近づいてきて
「そういえば俺にはもう一つ思い出があるぞ。
文子が生まれた時、また女だったとガックリして
俺は寂しいんだって歌を唄って酒飲んでたぞ」って。

3人続けて女子が生まれ、
4人目の今度こそは男子誕生をと、
楽しみにしていた父の期待はまたもや外れ
じゃじゃ馬なわたしが出てきてしまったという。
親類のあいだでは有名なこの話を
みんなで聞いて大笑いのうちに散会に。




思えばこの1年。
あっと言う間だったな。
体調ダウンもあったけど、
今はもうだいじょうぶ。

心身共の健康を授けてくれてありがとう。
あきらめない強いキモチを引き継いだから。
これからも、そちらから
いい感じでリモートよろしくね。

さて。
と、いうことで。
いろいろ動き回りまーす。


+++ +++


【6月、パリへ日本自慢をしに行ってきます】

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Kawaiiだけじゃない。日本の心、アップサイクル的手しごと展。

2015年6月16日(火)~6月20日(土)
Espace Japon 
12 Rue de Nancy, 75010 Paris, FRANCE

出展するすべての作品が
「アップサイクル」のテーマのもと、
日本人が古来より引き継いできた
「もったいない精神」と
いまや世界共通語となった
日本の新文化「Kawaii」を融合させ、
それぞれが大量生産では実現できない
「用と美」を展開します。





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