継いで、繋ないで、接なげていく。

この紫のショールは、夫の母から譲り受けたものです。
ちょっとお裁縫をかじっているだけの私が見ても、
このベッチンが質の良い高価なものだと分かります。
ですが、本来の使われ方であるショールとして使うには、
ちょっとというか、私の着物姿には合わない感じなのです。
夫の母である姑は、そのあたりを分かってくれてまして、
「チョキチョキして好きなようにしちゃっていいわよ~」と言ってくれました。
チョキチョキとは、私のリメイクお裁縫のことです。

ということで、できたのがこのバックです。
我ながら、レース部分がいいアクセントになって素敵なバックになったかな、と。
元々ショールだった(私にはショールとしては使えないモノ)ものが、
パックに姿を変えて姑の元に帰って行きました。
あら~、素敵~♪ と姑も喜んでくれ、嫁ポイントが少しアップしたかもです。
うふふ、ふっふっふ(笑)。
+ + +
私の着物ライフは結婚してからはじまりました。
今持っている着物のほとんどが姑から譲り受けたものです。
継いで、繋ないで、接なげていく。
着物として着られるものは、もちろん着物として着ています。
汚れや擦れで着物として着られないものは、チョキチョキをして再利用。
不思議なもので、着物を着るようになると、
まわりから着物をいただく機会が増えました。
「ウチじゃ誰も着ないから、着てもらえると嬉しいから」と…。
ありがたいことです。
着物を継ぐことで姑と繋ながり、新しい接ながりも生まれました。
私のところでひと時を過ごし、また次のジェネレーションに繫いでいく…。
日本人に生まれた幸せ、着物を着られることの幸せを実感しています。
自分ひとりで着付けができるようになったとはいえ、
普段着に気軽に着ているほど、今の私の着物度は高くありません。
「山の家」の住人になって週2日くらい営業する食堂をはじめたら、
結城紬の着物をさらりと着こなして、お料理を運んだりしたいなー。
いつかきっと、お客様の対応も、お皿洗いも、お掃除も、
楽々着物でできるおばあちゃんになれたらいいなと夢見ています♪
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